起業:消防設備士『吉村拓也を信じれなかった』vol.721 2021.1.8(前)
東京1365日目!(前)
あらすじ
新しくリーダーになった山口くんと市川くんと喋った
去年の年末に“認めてない”と伝えて、
書いてくれた作文を見ながら個別で語った
そら事務所無かった3年前に「日本一になる」って言われても信じられへんよな
フリーランスの頃から
【8日(前)】
朝は税理士の関くんと打ち合わせ
細かい事務作業は管理チームの西崎くんに任せてるから
俺とは今後WAVE1が進む大きな方向性の共有をした
俺が持つ4つの会社に関する全ての税務を関くんは見てくれてる
全部見てもらってるのってめっちゃいい

それに東京に来てすぐの頃のフリーランス時代から俺のことを知ってくれてるからマジでやり易い
海外メーカーの代理店
昼から海外の消防設備を取り扱ってる商社が挨拶に来てくれた
海外の事ってあんまりよく分かってなかったからいっぱい教えてもらった
日本で拡げる為には国が定める検定に合格せなアカン
そのハードルが高すぎて海外製品は日本で普及してない
その中でなんとか一部の設備で検定が通ったらしい
それを拡げたくてアドバイスが欲しいと言われた
何パターンか提案はしたんやけど、広告にお金を使いたくないと言われたから
それなら難しいなと思い話が終わった
正直、何かを普及させたかったら広告としっかり向き合う必要がある
例え魅力があったとしても何もせず知られへんかったら意味がない

「WAVE1TVで企業案件として紹介しましょうか?」
と聞いてみた
それにはちょっとだけ興味を示してたけど、決定権のある人の頭が硬ければこの話も流れるやろうな
WAVE1TVは消防設備士が多く見るチャンネルやから相性いいねんけどな
日本の防災メーカーともコラボしていきたいな
新しい物を俺が紹介するって動画を作っていきたい
“強い組織”を作ること
夕方から新リーダーになった3人と喋った

去年の年末に3人に作文を書くように伝えた
3人とも完成をさせて事前に見てた
それを基に1人ずつ個別に話すことにした

まずは山口くんを呼んだ
彼はガス消火設備の工事を得意としてて
WAVE1に来てから水系の消火設備工事をメインで動いてる
山「今年からより工事で稼げるようにしていきたいです。点検も大切ですがやはり利幅が大きいのは工事なので。点検・工事の各現場の引き継ぎ資料をしっかり作って属人的な流れを変えないといけないと思ってます。チームみんなで点検も工事もやれるようにして、チーム一丸になって仕事をこなせる様にしたいです」
俺「素晴らしい。もっと工事のスキルも社内全体で高めていかんとな。けどな、1番大切なのはビジョンの共有やで。俺らは何のために集まってるのか、何のために日々業務に当たってるのか。その芯を皆んなで硬く共有してないと意味がない。芯がブレてなければ強制なんてせんでも売上・利益をもっと上げていこうって自然と皆んな動き出すねん。」

山「はい。前、社長に言われるまで僕は消防設備業界日本一についてぼんやりしか考えてなかったです。でも社長のブログを改めて読み返して日々の濃さからリアリティが湧いてきました。」

俺「そうやな。まあ、しょうがないと思うよ。山口くんが入社した時はビルメも完成してなかったもんな。あの頃から俺は今からやる新しいITサービスの話もしてたやろ?」
山「はい。ITサービスのことも消防設備業界日本一になるってビジョンも何回も言ってました。あの頃は正直現実味が湧かなかったです」

俺「そうやんや。WAVE1のあの時の規模で言われても意味わからんかったよな。けどさ、ずっと同じ人間が同じ事を言い続けてるだけやけどちゃんと前に進んでるやろ?」
山「はい。今は本当にリアリティを持てます。その為に自分は何もしなければならないのかもしっかり考えるようになりました。日本一になった後のことまで今から考えておこうと思います」
俺「素晴らしい。その通りや。ホンマに凄い影響力を持った企業になるからな。その時自分がどんなポジションにおるのかで全然変わってくるで」
山「はい。その為の新ITサービスを成長させるために、工事と点検で利益を作らないとダメだと考えてます。」

俺「そうやな。それを山口くんだけが思っててもアカンねん。組織全体で思ってないと。そんな組織を作るのがリーダーの仕事やねんで?今までと今年からとでは圧倒的に違うのはな、リーダーってのは組織を作ることが仕事やねん。それが今までにないめっちゃ大切な仕事やねん」
山「はい。」
俺「期待してるよ。頑張ろうな」
リーダーとして大切な仕事は”強い組織”を作ること
その為にはWAVE1が何を目指してるのかをちゃんと理解してないと無理
どうやって消防設備業界日本一になるのか
道は俺が示してる

皆んなが日々行ってる消防設備点検と工事にどんな価値があるのか
利益を上げる以外にめちゃくちゃ重要な意味がある
それを皆んなが理解した時
WAVE1はもう一皮剥ける
吉村拓也を信じれなかった
次は市川くんと喋った

彼はまたWAVE1が法人になる前からの古参メンバー
人見知りで物静かな性格やから俺ともそんなに会話をしてこやんかった(打ち解ければよく喋るけど)
俺「そういえばこうやって市川くんと喋るのも数年ぶりやな」
市「はい。社長がまだ現場に出てた頃は2人で喋ることもありましたが、それも2年以上前なので」

俺「そうやな。けど、こうやって対面でゆっくり話すのは市川くんを誘う時の明大前の居酒屋以来やな」
市「あ、そうですね。」
俺「俺、あの頃から『消防設備業界日本一になる』って言ってたやろ?」
市「言ってました。正直あの頃は本当にこんな風に成長していくなんて思えなかったです」

俺「そうやんな(笑)。あの頃はまだ法人にもなってなかったもんな。俺が逆の立場でも信じられへんと思うわ」
市「改めてブログを一から読み返して“濃い日々”だと思いました。」

俺「市川くんと出会って3年半か。あの頃はまだWAVE1の事務所も無かったもんな。」
市「はい。あの頃はまだコンビニのイートインが事務所でした。」
俺「あれからまだ3年半しか経ってないねんで?まだ半分以上あるねん。な?WAVE1これから日本一なりそうやろ?」
市「はい。本当になりそうです」

俺「ホンマに苦しい時が何回もあったけど、俺は絶対にビジョンをブラしてない。勿論これからも変わらず日本一を目指し続ける。去年一年でもめちゃくちゃ変化があったやろ?今年からレベル違うくらいに変化していくで」
市「はい。その為に目標の売上・利益を作れるように頑張ります」
俺「それだけじゃアカンねんで。これからリーダーになるねんから。1番の仕事は“組織を作ること”やで。」
この後は山口くんと同じ話をした
2人とも今年から大きく変わってくれると信じてる
ただ、リーダーとして相応しくないと思ったらもちろん変える
相応しい者がリーダーになるべき
年齢も経験年数も関係ない
これから入社してくる人でも
優秀な人間ならドンドン役職を上げていく
今年から更に優秀な人材が集まってくれそうな気がしてる