起業:消防設備士『消防法における“置き配”の考え方』vol.798 2021.3.26(前)
東京1448日目!
あらすじ
中村さんのYouTubeチャンネルに出演させてもらった
このチャンネルはマンション管理士やビル管理会社、管理組合の人たちが見てるチャンネル
そこで今話題の“置き配”について消防法での考え方を喋った
マンション管理士のYouTubeチャンネル
【26日(前)】
昼から銀座へ
マンション管理士の中村さんのYouTubeチャンネルに出演した
このチャンネルはマンション管理士の目線で色んなトークをしてて
マンションの管理組合とかビル管理会社の人達が見てるチャンネル

中村さんとのキッカケはTwitter
俺の著書『最強の仕事』をツイートしてくれて
嬉しくてコメントした事がキッカケ
そっからzoomして

オンラインサロン『team1』にも入ってくれて
一緒にYouTube撮影することになった
今回は2本撮影した
消防法における“置き配”の考え方
1本目は今流行りの『置き配』について

Twitterでもちょっと話題になってて消防法の観点から“置き配”について話した
置き配ってのはAmazonとかで最近流行ってるやつ
留守中に荷物を配達しても廊下に置いといてくれてて再配達の依頼をせんでもいい
そうすれば配達業社にとっても楽になる
ただ、マンションの廊下に荷物を置くと避難経路の問題でどうなん?って話になる
建物内で“廊下”や“階段”などの避難する時に利用する部分には
避難に必要な幅員(廊下の幅)を確保する必要がある
建築基準法と同じで
マンションの場合

片廊下型(廊下の片方にしか居室がない)の場合は1.2m
中廊下型(廊下の両方に居室がある)の場合は1.6m
の幅員が必要になる
それを確保出来てれば“置き配”してもいい(基本的には)
ただし、マンションの廊下って結構幅員をギリギリ(1.2m又は1.6m)で設計されてたりするから
なかなか“置き配”が難しい
置かれる配達物が何かによっても考えが変わってくる
めちゃくちゃ小さい物とかやったら
大丈夫なケースとあったりする
それも各消防署によって考えが変わってくる
だから“管理権原者”が所轄の消防署に聞きに行くのが必要になる
“管理権原者”ってのは理事会のあるマンションで言えば理事長に当たる
そういうようなことをYouTubeで喋った
また近いうちに公開されると思うんでよかったら見てください
こういう消防法の考え方は俺だけじゃなく周りの人にもよく意見をもらうようにしてる

オンラインサロンteam1に元消防士で現在消防設備士(全8種類取得)として防災屋を経営してる
Sonae防災の中島さんや
それ以外にも元消防士や現消防士が多数おってくれてるから心強い

2つ目は自動火災報知設備における“熱感知器”と“煙感知器”の違いについて話した
構造としてどんな違いがあるのか
“熱感知器”の中でも大きく2つに種類が分けられてるねんけど
“差動式の熱感知器”と“定温式の熱感知器”の違いも喋った
そしてどんな場所にはどんな感知器が設置されてるのか
それは何故なのか
などなど
マンションに住んでる人達がよく疑問に思うことを答えさせてもらった

マンションの消防設備点検に行くとよく居住者から聞かれる
「この感知器って熱ですか?煙ですか?」
って
そりゃ消防設備業界で働いてないとなかなか見分け付かんもんな
YouTubeの撮影は楽しかった
またマンション管理組合や管理会社の人達が聞いてて面白い消防法の話とかもっと喋りたいな

中村さんは今、消防設備士乙種6類の受験勉強をしてる
消防設備士は全8種類に分かれてるねんけど
その中でも“乙種6類”を取れば『消火器』の点検が出来る
その資格を取るために俺のYouTubeチャンネルで勉強してくれてる
中「吉村さんのYouTubeチャンネルめちゃくちゃ分かりやすいです。特にロット数の数え方はめちゃくちゃ理解しやすかったです」

俺「ありがとうございます。そのことこの前Twitterで発信してくれてましたよね。あれめちゃくちゃ嬉しかったです」
中「本当にオススメなんでみんなに知ってほしいなと思って発信しました。」
俺「中村さんYouTubeだけでなくTwitterでも積極的に発信してますもんね。」
中「そうですね。マンション管理士や管理会社、管理組合の人たちは少しずつ認知してもらえるようになってきました」
俺「素晴らしいですね。僕もまたYouTube頑張ります」

今日一緒に撮影した中村さんとリチャードさんは共に元管理会社で働いてた経験がある
業界あるあるで盛り上がった
やっぱ共通してる悩みとか色々あったるよな