起業:消防設備士『新宿で“二酸化炭素消火設備”による死亡事故発生』vol.816 2021.4.17


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東京1464日目!

あらすじ

今月、新宿で二酸化炭素消火設備による死亡事故が発生した
それをYouTubeで話した
今回の事件と前回起きた名古屋と港区の事故も含めて
今後どうしていけばいいのかをブログで書いた
よければ見てください

建設×ビルメンのオンラインサロン『team1』

消防設備士のYouTubeチャンネル『WAVE1TV』

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消防設備業界のビジネス書『最強の仕事』

新宿で“二酸化炭素消火設備”による死亡事故発生

【17日】

昼からマンション管理士の中村さんが新事務所に来てくれてYouTube撮影

↑ニュースのリンクはこちら

東京都新宿区で消火設備の一つである『二酸化炭素消火設備』が誤放射してしまい死亡事故が発生してしまった

昨年12月、名古屋で発生して

今年1月は港区でも発生した

そして今回の4月は新宿区

流石に頻繁に起こり過ぎてて皆んなの不安も高まってると思う

名古屋で事故が発生した時にWAVE1長野営業所のヒデくんのチャンネルで二酸化炭素消火設備の概要を説明した

この動画では「二酸化炭素消火設備ってどんな構造をしてるの?」って部分を中心に解説させてもらった

そのあと『CATあかちゃんねる』で“緊急停止ボタン”について解説した

万が一、二酸化炭素消火設備の起動信号を誤って送ってしまった場合どう対処したらいいのか

ってのを中心に解説したのでよければ2つとも見てもらえたら嬉しいです

今年1月の港区で起きた二酸化炭素消火設備による死亡事故

これは消防設備士が消防設備点検を行ってた時に起きた事故やとニュースで流れてた

実際の所は詳しく報じられてないけど、、、

VITAの社長である兼平くんが運営してる『RESCUEHOUSE』でニュースを見た範囲での俺の見解を話させてもらった

彼のチャンネルは消防士や消防士を目指す人が多く見てるから

そういう人にも届いて欲しいと思って喋った

そして今回はマンション管理士の中村さんのチャンネルで喋らせてもらった

このチャンネルはマンション管理士はもちろんマンションの管理組合や管理会社の方が中心に観てるチャンネルやから

そういう人に向けて話した

今回は天井の工事を行ってる時に発生したと報じられてる

恐らく起動信号を送る役割を果たす感知器が誤作動したか

または工事中に誤って配線を切ってしまい短絡してしまったんじゃないかって思ってる

(参考)ヤマトプロテック

そんな場合でも『二酸化炭素消火設備』に詳しい消防設備士が現場に居てれば防げた可能性が高い

もし仮に感知器に何かしらの異常事態が起こって起動信号がかかったとしても

放射しないように安全措置をすることができる

閉止弁を閉めたり、ソレノイドを外したり(詳しくは動画を見てください)

これは長年触ってるプロの消防設備士でないとなかなか難しい

だから『二酸化炭素消火設備』が設置されてる建物で工事を行う際はプロの消防設備士を立ち合いとして呼ぶ文化を作っていきたい

確実に安全性が高まる

二酸化炭素消火設備はマンションなどの立体駐車場(機械式)によく設置されてる

だから駐車場の定期点検を行ってる会社さんもしっかりお金を払って消防設備士を呼んで欲しい

けど、お金は最終的に建物のオーナーや管理組合が払うねんから

安全のためにコストが上がる事をしっかり理解してもらいたい

結局業界内だけで騒いでても意味がない

お金を出す人達がこの事実をしっかり理解しないと結局変わらんと思う

勿論、これを機に法律や条例が変わる可能性はある

流石に3件も立て続けに起きてるから

けど、やっぱりオーナーさん達が理解するのはめちゃくちゃ大切

それと同時に“管理会社”の人たちももっと理解を深めて欲しい

建物にはオーナーがおるけど、実際建物の管理は管理会社が行ってるから

その人達がもっと『二酸化炭素消火設備』の理解を深めていってくれたら

もっと変わると思う

二酸化炭素消火設備を詳しく理解してる人は消防設備士の中でも一部に過ぎひん

俺はよく「消防設備士って簡単に誰でもなれるぜ!」って発信してると勘違いされてるけど

そうじゃない

消防設備点検の仕事内容の中には

受信機の信号確認など簡単な作業も含まれてる

そういう作業をめちゃくちゃレベルの高い消防設備士が行うことが日本全体を見ると機会損失になってると考えてる

レベルの高い消防設備士はレベルの高い作業を行って欲しい

二酸化炭素消火設備の点検や立ち合いなどもその一つ

こういったレベルの高い作業を出来る人はビルメ(※)ワーカーでも少ない

(※)『ビルメ』は株式会社WAVE1が運営する消防設備業界特化型の副業(複業)支援サービスです

ビルメで仕事を発注したい企業様はコチラ

簡単な作業をビルメワーカーに任せて難し作業は自社のレベルの高い社員さんなどに任せる事で

人材不足の問題を無くし、日本の消防設備を安全に維持管理していけると考えてる

だからレベルの高い消防設備士を呼ぶ時にはしっかりコストを払って欲しい

当たり前やけどそれだけ貴重な存在やから

オーナーさんや管理会社の人達もそこは値切らずにしっかり安心安全のためにお金を出して欲しい

「“二酸化炭素消火設備”が設置されてる建物で工事・点検をする場合にはレベルの高い消防設備士を立ち合わせてください」

これが1番伝えたい事

もし仮に

ホンマにもし仮に現場に消防設備士を呼ぶことが出来ひん場合もある

そんな時の為に業界以外の人にも『緊急停止ボタン』ってのを知って欲しい

これはもし仮に工事や点検中に起動用感知器を短絡(ショート)させてしまったり誤作動させてしまった場合でも

『緊急停止ボタン』を押せば止める事が出来る

だからその存在を知って欲しい

そして理解した上で、現場作業する前にはそのボタンが現場の何処にあるのかを把握してから作業して欲しい

もし仮に起動用感知器に何かしらの異常事態が起きて起動信号がかかったとしても

そこから20秒以上は避難するための時間を設けてくれてる(“消火剤を放出します。避難してください”といったような音声が流れる)

その間に『緊急停止ボタン』を押して欲しい

けど、パニックになった時になかなか冷静に動くことも難しいとは思う

だからこそ、やっぱり消防設備士を現場に置く事を絶対にして欲しい

↑YouTube動画はこちら

そんな事を今回はマンション管理士の中村さんのチャンネルで喋らせてもらった

team1メンバー募集

夜はオンラインサロンteam1のメンバーとzoom交流会

二酸化炭素消火設備の話にもなった

team1メンバーは消防設備士も多いから

業界内の人たちは敏感に感じるのは当たり前

自分たちが仕事で取り扱ってる設備やから

けど、業界以外の人達に知ってもらうことこそホンマに価値がある

建設×ビルメンのオンラインサロン『team1』

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