起業:消防設備士「ビルメ損害賠償保険が出来た経緯」vol.859 2022.3.1


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東京1796日目!

あらすじ

やっと「ビルメ損害賠償保険」が出来た。これで企業さんはより安心してサービス利用が出来る。もっと前からやりたかったけど、当時の「ビルメ」では相手にされず、伸び始めてようやく保険会社と大企業×スタートアップの形を作り、開発&リリースまで持って行けた。「B DASH CAMP2021」に出てよかった。

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「ビルメ損害賠償保険」とは

今日はビルメに新しい機能が付いた
その名も「ビルメ損害賠償保険」


今までビルメワーカーが「ビルメ」でマッチングして案件に参加して、作業員として作業してる時に
現場で物を壊したり、現場で人に怪我をさせてしまった場合、企業さんが負担する流れやった
これは従来も同じ
企業が人不足で個人事業主の人達とか人材派遣とかに声をかけて補助作業員として来てくれてた時に現場の物を壊したりしたら企業の保険でカバーしてた
それがこれからビルメワーカーは「ビルメ損害賠償保険」を使う事ができる(詳細はサービスページを参照してください)
この機能はずっと前から声として上がってた
だから早くやりたかってんけど、中々連携してくれる保険会社を見つけられへんかった

ビルメ
消防設備・ビルメンテナンスの人材シェアリングサービス『ビルメ』


アクションを起こしても「ビルメ」自体が全然活発に動いてなかったから相手にされへんかった
けど、損害保険では日本最大手レベルの会社と一緒に「ビルメ」専用に保険プランを作ってもらえた。
打ち合わせにはかなり時間を要したけど何とかやれる事が決まって嬉しい。
大きい企業と何か一緒にやるのはホンマに時間がかかるし準備も大変
けど、だからこそビルメ専用の保険を作ってもらえたり、凄い価値ある動きを始めることが出来た
こういう大企業との連携が出来るようになったのも昨年10月に福岡に行った『B DASH CAMP』がデカい
あそこで色んな人脈が増えた

B DASH CAMP

出場者集合写真

『B DASH CAMP』は予選に勝ち抜いたスタートアップ企業が集まって自分達のビジネスモデルをピッチ(プレゼン)して投資家たちに聞いてもらう
優勝は出来ひんかったけど、ここに出場出来たことで多くの方々に「ビルメ」を知ってもらうことができた


人生初めての福岡
とにかく目立ったもん勝ちと思ってビルメ作業着を作って行った
こういう大会に出たことも無ければ、投資家の前でまともにビジネスモデルを話したことも無かった
ドキドキワクワクの中で参加する事になってんけど
行ってみると久しぶりの人ともばったり会えたりして良かった

3日間のイベントで初日はディナー交流会
1人で参加したから「どないしよー誰か知り合いおらんかな?」ってキョロキョロしてたら
たまたま知り合いがおって一緒にご飯食べながら「吉村くん色々紹介してあげるよ」って感じで色んな人をその場で繋いでくれた
めちゃくちゃ大きな不動産会社とかよく聞く大企業の偉いさんも多く居てた
今は大企業がスタートアップに投資するのが増えてる
もちろんイグジット(上場、M&A)でのキャピタルゲインもそうやねんけど、大企業×スタートアップの事業連携(新規事業創造など)にも積極的な企業が参加する
実際この後イベントの後、多くの大企業投資担当者とzoomさせてもらった
今も連携に向けて話が進んでるところもあったりするねんけど(発表出来る時になったらまたブログ書きます)、その一社として今回「ビルメ保険」を一緒にやらせてもらえる事になった保険会社との出会いがあった
やっぱ皆んなの前で話すから多くの人に聞いてもらえて、「ビルメ」を知ってもらった上で話したり出来るから話が早い


スタートアップ界隈では有名な方とも会って話してると
「今回出場する企業の予想をしたんですけど、僕は『ビルメ』行くんじゃないかって思ってるんですよね。良かったらまた記事見てみてください。人材不足の問題が顕著なビルメンテナンス業界に絞ってのマッチングはかなり伸びると思ってます」
と言ってもらえた
元々YouTubeとかで知ってた人やし、その人に「ビルメ」を評価してもらえたのはシンプルに嬉しい

後はアウルスの長澤さんにも会った
「ビルメ」を作ってくれた会社の社長
開発期間が長かったから多くの時間を共に過ごした
俺より年下やけど、めちゃくちゃ優秀な人やから学ぶことも多いし話してて楽しい
「ビルメのピッチ見ましたよ。プレゼンめちゃくちゃイケてたんで行くと思ってたんで残念ですねー」
と言ってもらえた
悔しかったけど、いい経験になったわ

一緒に登壇したスタートアップの社長達とも何人か仲良くなった
皆んなそれぞれ色んな経歴から今に至ってて話してると面白かった
学生起業して今に至る人や
社会人として働いてから友達達と一緒に起業したり
ITスタートアップ企業ってのは大体お金がない
先にサービスを作ってから世に出して使われ始めるにもかなり時間がかかるし、そこから収益化出来るのはもっと険しい道のり
当たればデカいんやけど、そこに辿り着くのがホンマに大変
だから途中で多くの企業が資金が枯渇して倒産してしまう

WAVE1が選んだ道

よくあるパターンとして
始めはエンジェル投資家に資金を出してもらって1,000〜3,000万円位を集めて開発を開始する
プロダクトが出来たら更に資金調達して、サービスを使ってもらえるようにマーケティングなどにお金を突っ込む
資金調達でもITスタートアップに銀行は相手してくれへんから株を渡して資金調達する手法を取る
それは株主が増えるって事で、いい株主やったらええんやけど、そんな人ばっかりじゃない
よくない株主が出来ると会社はぐちゃぐちゃになる(反社・反資が株主になったら上場出来ひんしな)
だからWAVE1は自分達で稼ぐ道を選んだ


勝負する消防設備・ビルメンテナンス業界で、まずは自分達で稼ぎながら業界ネットワークを増やしていく
そのために消防設備点検・工事を始めた
民泊ブームが当たった事でかなりの資金を得た
それも全て「ビルメ」の投資に充てた(もちろんデットも含めて)
ITでも売上が立ち始めた今となっては、投資家ともコミニュケーション取りながら次の大きな勝負のために準備してる
これから上場を目指す上でやらなアカン事は山ほどあるけど
一つずつやる事をこなして行こう